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No. 6

身体の水不足が起こす信号とは  その1

病気の根本原因は水不足!?
全米で100万部を売り上げてベストセラーになっている『病気を治す飲水法』という本があります。著者であるバドマンゲリジ医学博士によれば、『人体は水不足に陥ると、その渇きの信号をいろいろな形で出しており、それが病の原因になっている。』というのです。
その理論に感銘を受けましたので、今回はバドマンゲリジ博士の『病気を治す飲水法』の内容をもとに述べてみたいと思います。

身体は老化と共に水不足に陥る
私たちの身体の60〜70%は水で出来ています。そして年齢と共に体水分は減っていきます。すなわち、身体は老化と共に水不足に陥るということです。
この体水分は、細胞内水分と血液やリンパ液などの細胞外水分に分けられます。年齢とともに体内の水分の割合が減っていくのは、主に細胞内水分が減ることです。
体成分で最も多い水ですが、その役割はくわしくしらべられてはいませんでした。溶媒である水より、溶質である固体の成分が、人体のあらゆる機能を制御する因子だとみなされ、水は溶媒、空間を埋める物、輸送手段に過ぎないと考えられていたからです。

のどの渇きは水不足の最後の信号
ところが、バドマンゲリジ医学博士によれば、『溶媒(水)が、そこに含まれる溶質(固体)の作用を含む全ての身体の働きを制御している』というのです。まったく逆の見方ですね。身体の水代謝が乱れれば、水の供給と制御にからむ特殊な機能も乱れてきて、いろいろな信号が出てくるそうです。
喉の渇きが身体の水不足のたった一つの信号であると思われています。しかしこの信号は、極度の水不足が発する最後のサインであり、喉の渇きを示さない段階で、すでに慢性の水不足が起きているのです。

利用可能な水を制御しているヒスタミン
水が身体のあらゆる機能を調節しているということが分かってきました。体内たんぱく質と酵素の働きは、粘り気の多い状態(水不足の状態)では有効に働きません。
身体が水不足に陥ると、水を飲もうとする衝動とは別に、利用できる水を割り当て、供給するシステムが動き始めます。すなわち、利用可能な水を制御する神経伝達物質ヒスタミンの生産と貯蔵が一気に高まるのです。そのヒスタミンに従う水制御因子が、プロスタグランディン、キニン、レニン・アンギィオテンシン、パソプレシンです。これらは痛みや、アレルギー、血圧に関係しています。

慢性の痛みは水不足の信号
これらの発動のしすぎが、身体の各部に、アレルギー、喘息、慢性の痛みを起こすのなら、それは渇きの信号(身体が水不足の危機にさらされている合図)なのです。特に外傷や感染という原因の無い慢性の痛みは、痛みを訴える部分が、水不足に陥っている信号です。これらの痛みには、胃痛、リウマチ関節痛、歩行中や休息時にも起きる心臓の痛み、偏頭痛や長引く頭痛、腸炎の痛みとそれに関係する便秘などがあります。

バドマンゲリジ博士は述べています。
『こうした痛みは安易に鎮痛薬を使う前に、毎日飲む水の量を調節することによって治療すべきであると・・・』

水不足その2 へ続く



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