| No. 12 「こころ」と「からだ」を整えるセロトニン |
| 朝スッキリ起きられないのはなぜ? |
もちろん睡眠不足の影響もあるでしょう。しかしこれを単に、「私は朝が弱い体質だから」とあきらめないで下さい。原因の1つに、脳の情報伝達物質の不足があるのですから。・・・ |
| 脳内情報伝達物質セロトニン |
みなさんはセロトニンをご存知ですか?これは私たち脳内に存在する情報伝達物質のことです。ドーパミンやノルアドレナリンも、情報伝達物質として知られていますが、セロトニンもそれらと同じ仲間です。神経はその先端から、これらの化学物質を放出し、となりの神経の先端でそれを受け取ることで、次々と情報を伝えていっているのです。このセロトニン神経は、約150億ある脳内の神経細胞の中では、数的にはマイナーですが、脳全体に指令を送っている、まさに司令塔のようなものです。 |
| セロトニン働きとは |
セロトニンの主な働きとは、こころのバランスをとることです。ストレスに対して適切な対処をはかり、精神を安定させます。そして、身体の調子を整えることも、大切な働きのひとつです。「抗重力筋」という、重力に逆らって動く筋肉に働きかけているのです。セロトニン神経が十分に働いていれば、無意識に背筋が伸び、表情が豊かになります。また、自律神経に働きかけて、体調を整えます。セロトニンが十分に働いていれば、目が覚めたときから、頭がスッキリして爽快な気分であり、やる気と集中力がみなぎってくるはずです。 セロトニンの働きが十分でないと、私たちのこころとからだは、バランスを崩してしまうでしょう。「気分が沈みがち」「表情がこわばる」「心配事、ストレスがたまる」「姿勢が悪くなってきた」などは、セロトニンが十分働いていない可能性が大きいのです。 そして、このセロトニン神経が正常でない人が増えています。なぜ増えているかと言いますと、生活リズムが乱れるとともに、朝日を十分浴びなくなったからです。 |
| セロトニンを増やすには |
| 私たちの体は朝、太陽の光を浴びてセロトニンが放出されます。そして自律神経に働きかけて、体を動き出せるように準備させるのです。車に例えれば、夜に停止していたエンジンが動き出し、アイドリング状態に入るようなものです。 セロトニンを増やすとは、セロトニン神経を強くすることです。それはリズムカル運動によって鍛えられます。 みなさん、もうおわかりでしょう!!朝日を浴びながら、リズムカルにウォーキングをするということが最適なことが。 セロトニン神経を強くする決め手は、「リズム運動」「朝日を浴びる」「呼吸」の3つです。そして、この3つを同時にできるのが「朝日を浴びながらのウォーキング」というわけです。 |